新興市場でクラウドコンピューティング関連銘柄の人気が爆発している。データセンターを運営するマザーズ上場のさくらインターネット、ヘラクレス上場のブロードバンドタワー、ビットアイルが連日活況。さくらインターネット株は年初、4万円台で推移していたが、4月12日には値幅制限いっぱいまで買い進まれて2008年4月以来、2年ぶりの株価10万円台乗せを達成。ブロードバンドタワー株も2月前半の3万円台から直近で11万円台まで暴騰している。 クラウドコンピューティングは株式市場でも一種のバズワードとなっている。これまでソフトウェア関連企業が通常のサービスとして提供してきたASPやSaaSとの明確な定義分けが行われておらず、物色のテーマとしては存在感が薄かった。株式市場はIT、ネットサービスの最新事情に疎い傾向があるにしても、ここにきての突然の人気化は不自然。この背景にはテーマ株ファンドの設定がある。 野村証
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