popenとpcloseは指定したsystem関数にパイプ機能を加えた感じで使用できる.実際shell経由で引数のコマンドを渡すので,オーバーヘッドは大きいがワイルドカードなどを使用できる.で,パイプを使用すると,あるコマンドの出力を別のコマンドの入力に使用できる.例えば dmesg | head では,dmesgの出力がheadの入力となりそしてそのheadの出力が端末に出力される. 読み込むpopenはファイルストリームを開く.pcloseは閉じる.popenではファイルストリームが読み込み用か書き込み用かどちらかを選択する.読むか書くかと聞かれたら,なんとなくまずは読んでみたい気がするのは私だけだろうか.読み込み用で開く場合,popenしたプロセスはコマンドラインでは|の右側ということになる.以下,popenで読み込み用パイプストリームを開いた場合のサンプル. #include <s