最近,会社の部内でデザインパターン研修が行われている.研修といっても「自習スタイル」で,若手エンジニア (受講生) が各自アサインされたパターンを自分で勉強し,各週ごとにプレゼンを行うというもの (いわゆる輪講).それで中堅エンジニアが「技術アドバイザー」として持ち回りで参加し,内容を補足していく. 私も技術アドバイザーとして参加しているのだが,どうも聞いていると「このパターンはこういう構造で,リファクタリングの手順はこうなります」といった内容に陥りがちだ.もちろんデザインパターンを習得するには各々の内容を把握する必要があるが,それよりももっと大事なことがあると思う. 基本的にどんなパターンを適用するにしろ,メリットと同時にデメリットがある.つまり,何かを実現したい時にある特定のパターンを適用することよりも,「互いのデメリットを補い合い,いかにシステム全体として品質特性を高めるか」という,
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