2010年2月16日火曜日 岡山県 総社・窪木遺跡で古代の賀夜郡衙跡らしき遺跡が発見される 総社市教委が発掘調査している同市窪木、窪木遺跡で15日までに、格式の高い庇(ひさし)付きの大型建物を中心に大溝などが規則的に配され、鍛冶(かじ)工房跡も付属した藤原京期(7世紀末〜8世紀初め)の遺構群が出土。これまで所在地不明だった古代賀夜(かや)郡の行政府・賀夜郡衙(ぐんが)跡とみられ、同郡にある古代山城・鬼ノ城(同市奥坂)とも年代が重なることから、同時代の吉備の統治体制解明に向けた重要な成果になりそうだ。 同遺跡は、同郡を治めた豪族賀夜(賀陽)氏の氏寺・栢(かや)寺廃寺と約200メートルの距離を挟んで東西に並び、すぐ北には鬼ノ城を望める好立地にある。 古代賀夜郡は、南は現在の岡山市西部から北は高梁市まで及び、備中国全体の行政府・国府も所在したと記録される大郡。だがこれまで、同時期の官衙遺跡は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く