野村総合研究所の調査において、純金融資産保有額が5億円以上ある世帯を「超富裕層」と定義しています。 では、現在の日本にはそのような世帯がどのくらい存在するのでしょうか。また、超富裕層以下の富裕層などの実態についても併せて解説します。 日本における超富裕層の割合は?野村総合研究所の調査によると、現在の日本における純金融資産保有額が5億円以上の「超富裕層」の世帯数は8万7000世帯と、全世帯の0.16%を占めています。そして金融資産は超富裕層全体で97兆円となっており、世帯平均で約11億円の資産を持っているということになります。 ■富裕層と超富裕層の違いは? 超富裕層とは、日本の総世帯を保有金融資産別に5つに分類した中の1番上に位置する層で、その下に位置するのが富裕層です。野村総研のデータによると超富裕層と富裕層の世帯数および保有資産総額には、以下のような違いがあります。 ■超富裕層および富裕