株式会社ティアフォーは、東大の松尾豊氏の研究組織(以下「松尾研」)と株式会社IGPIビジネスアナリティクス&インテリジェンスとの間で、世界最高水準の自動運転AIの開発を目標とし、共同研究を開始した。 「認知」のためのAI技術に焦点 自動運転は「認知」「判断」「操作」を人間に代わってコンピュータが行う技術だ。同共同研究では「認知」のためのAI技術に焦点を絞り、各者のコア技術に立脚した共同研究を実施する。具体的には、ティアフォーが有する自動運転データセットを用いて、3次元空間の物体検出および物体追跡におけるディープラーニング技術の応用に取り組む予定だ。同社は、研究成果をAutowareに導入し、オープンソースソフトウェアとして一般公開する予定であり、同共同研究を通して自社の自動運転技術を強化するとともに、最先端のAI研究に取り組む産学連携体制の構築を目指すとしている。