デジタルメディアの到来、急成長により、マスメディアは岐路に立たされている。テレビの視聴率は下落を続け、新聞や雑誌の発行部数はここ数年低迷し続けている。 広告予算もデジタルへとシフトを続け、電通発表の2009年広告費シェアではインターネット広告費はラジオ、雑誌、新聞のそれをついに追い抜き、2位になった。このような時代に、マスメディアはこれからどこへ向かうのだろうか。 デジタルマーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo 2010」で10月29日に行われたパネルディスカッション「今、メディアが解決すべきこと 〜オーディエンスとクライアントの変化に応えるために〜」では、株式会社サイバー・コミュニケーションズ 代表取締役社長 CEO の長澤 秀行氏をモデレータに、日本経済新聞社 デジタル編成局 事業企画部次長の秋山 久氏、株式会社 TBS テレビ メディアビジネス局 デジタルセンター