米国の天才ファンドマネージャー、マイケル・ラウアーは、10年間、年平均72%のパフォーマンスをたたき出したバリュー投資家です。 彼の投資手法を見ることで、バリュー投資的な投資銘柄の決定方法が身につくと思います。 なお、バリュー投資家とは、株価が、企業の本源的価値を下回っているときに投資するスタイルの投資家を指します(PER、PBR、PSRなどを好んで用いて、チャートなどテクニカル分析は基本的に使わない)。 それでは彼の投資銘柄の決定法を見てみましょう。 投資銘柄の決定方法 1.自らが熟知している銘柄、セクターであること。 自分の勤務先の業界など、他人より明らかに優位性がある分野で勝負すべきということでしょう。ピーターリンチのアドバイスにも同じようなものがあります。 2.市場全体と比較し、大きく下落していなくてはならない。特に、機関投資家が保有できなかった銘柄などが割安になっている可能性が高