TwitterやYahoo!、GoogleなどがAPIに採用している「OAuth」に脆弱性が見つかった。 APIアクセス権の譲渡に使われているオープンプロトコルの「OAuth」に脆弱性が見つかった。OAuthを採用しているTwitterやYahoo!、Googleなどは、一時的にOAuthを無効にするなどの措置を取っている。 OAuthが4月23日付で公開したアドバイザリーによると、この脆弱性は「OAuth Core 1.0」のプロトコルに存在する。 攻撃者はまず正規のコンシューマーサイトにログインしてOAuth認証プロセスを開始し、サイトのリダイレクトに従って認証を受ける代わりに、Request Tokenとして発行された認証リクエストURIを保存する。次いでユーザーをだましてその認証リクエストURIで構成するリンクをクリックさせ、そのユーザーの保護されたリソースへのアクセスを許可させる