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ブックマーク / kotobank.jp (3)

  • 無知の知(ムチノチ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    ソクラテス哲学を特徴づける有名な言葉。哲学者 (愛知者) という意味でのギリシア語 philosophosは,ピタゴラス,ソクラテス的意味では,神だけが知者 sophosであるとの立場から,知者でないがゆえに知 sophiaを愛求する有限的存在としての人間の質規定であった。したがって philosophiaは,いわゆる賢者や知恵の性が神と比すれば無にも等しいものであることを明らかに自覚することに始る。来的な知のイデーのもとにおける自己の無知の自覚が無知の知にほかならず,ソクラテスの優越は,だれよりも深くこのことにおいてすぐれていたことによる (『ソクラテスの弁明』) 。しかも無知の知は,消極的側面にとどまらず,かえって迷妄をはらし真実の知への扉を開くのであり,かかる自覚を自己の質的契機としてこそ,「能うかぎり神に似ること」が philosophosの目標として措定されることになる。

    無知の知(ムチノチ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
    roosh
    roosh 2018/03/28
    正しくは「不知の自覚」
  • モラトリアムとは? 意味や使い方 - コトバンク

    1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度の崩壊を防ぎ、経済的混乱を避ける目的で行われる。 2 製造・使用・実施などの一時停止。多く、核実験や原子力発電所設置などにいう。 3 肉体的には成人しているが、社会的義務や責任を課せられない猶予の期間。また、そこにとどまっている心理状態。→モラトリアム人間 政府が法令に基づいて債務の支払を一定期間猶予させることで,〈支払猶予〉と訳される。転じて,義務履行の猶予期間や(敵対・危険活動の)一時的停止の意味にも用いられる。国民経済が正常な状態にあるときには取引は信用のうえに立って円滑に進行するが,戦争,天災,恐慌などの異常事態に際しては信用の回転が円滑でなくなる。たとえば銀行は債権回収の見込みがたたない一方,預金はその性質上ただちに支払の請求に応じなければならないので銀行取付け,休業

    モラトリアムとは? 意味や使い方 - コトバンク
  • プライミング効果(プライミングこうか)とは? 意味や使い方 - コトバンク

    「先に行なったなんらかの処理が,次に行なう他の処理に促進的な効果を及ぼす」現象を指す。この概念が最初に導入された認知心理学では,より狭義に,心的辞書mental lexicon内の特定の語彙項目が先に活性化されることにより,その後の当該の語彙項目あるいは他の語彙項目の処理に促進的影響を与えることを指す。なおこの場合,先に見たり聞いたりする事柄や語彙をプライムprime,影響を受ける別の事柄や語彙をターゲットtargetとよぶ。 認識の対象となる語彙(ターゲット語としてのdoctor)を認識するとき,前もって意味的関連性をもつ語彙(プライム語としてのnurse)が提示された場合は,関係のない統制語(たとえばfrog)などが提示された場合や何も提示されない統制条件(語の代わりに「***」などを提示)に比べて反応時間(潜時latency)が短くなる。これは語彙認識課題lexical decisi

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