これの続き。 ネットでよく出て来る解釈を突き詰めると矛盾が生じるというのが前回までだったので、ここで時間軸も行動も入り乱れている歌詞から、客観的に起こっている『天体観測』の状況を書いてみる事にする。ここでは『僕』と「君」が一体何者なのか?という事には触れず、1つのキャラとして、書いていくにする。 1番:午前二時に「君」と二人で天体観測をしに行く。深い闇に飲まれないように精一杯なのは「君」であり、その手を握ろうとしたけど、握れなかったのは『僕』。行動として起こってるのは、フミキリ(またはその近く)で『僕』と「君」が天体観測をして、予報外れの雨に打たれて、静寂と暗闇の中を帰る←何故帰るのかは後述。この時に、暗闇と予報外れの雨が“痛み”になってるのは「君」で、『僕』もその「君」の手を握れなかった事を“痛み”としている(両者に“痛み”が発生、ここでの痛みはメタファー。「君」の“痛み”は闇への恐れと
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