現在、東京では(勿論、東京だけではないが)地方統一選挙(区議会選・区長選等)真只中である。 そこら中ポスター看板だらけで、選挙カーが大音量と共に引っ切り無しに行き交っている。何か自由奔放で活き活きとしていて羨ましい。 つい数週間前の都知事選とは雲泥の差である。数週間でこんなにも雰囲気・空気感が違うことに驚きである。 駅前等では大抵どこかの候補者が街頭演説をしている。時々、交差点を挟んで二人の候補者が同時に街頭演説をしていることもある。拡声器の声がやたらとかまびすしい。 驚くことに、必ずと言っていいくらい誰も足を止めることは無い。残念ながら、これまで立ち止まって演説を聞いている聴衆を見たことがない。 しかし、候補者は誰ともなく、空(くう)に向かって、或いは壁に向かって、大声で演説をしている。必死に熱心に何かを訴え続ける。 きっと辛いだろうな。 毎回思うのだが、彼ら彼女ら(候補者)は本当に偉い