岡本君が死んでしまったらしい。 今、告別式から帰ってきたところなんだけど、まだ実感がなく、信じられない。 岡本君と最初に会ったのは彼が今は休刊してしまった「ハッカージャパン」誌のアルバイトの面接に来たときで、なんというか当初の印象は「普通の人」だった。この「普通の人」というのはかなりハードルが下がったもので、ちゃんと会話ができて(コアタイムギリギリの)13時に出社していきなりご飯食べながら新聞を読まないというレベルだ。日給7000円のハッカームック(まだ定期刊行物ですらなかった)というよくわからないものに応募するなんて人はだいたい何かが足りない人だったのだ。面接の後、ボスとようやく「普通の人」がやってきた、と喜んで来てもらうことになったのだった。 岡本君はその後順調に編集者への道を歩み、定期刊行物となり、僕が退職した後も「ハッカージャパン」誌を休刊まで支え続けることとなった。 彼は編集者と
6月24日の事件について | N-Styles 福岡出身の友人です、はい。事件概要にたぶん最速で気付いて連絡したけど、ここまで当事者案件になるとは思わないじゃない? 2018/06/26 20:08 b.hatena.ne.jp 現在に至るまで、ブログやTwitterなどのオープンスペースでこの件についてはほぼ言及してませんでしたが、黙り込むのも悔しいので、ブログに載せておきます。 当事件に対しては、関係者ではないが、客観的にはなれる立場でもないので、昨朝つらつらと吐き出したままゴミ箱入りしようとしてたんですが、それを救出したのが当エントリです。 10年前の秋葉原の事件の時も、当時書き残したのを今読むと興味深いので、同じようにネットの海に放流しておきたいだけです。我々に出来る事は、観測し、記録し、残す事なので。 n-styles.com www.hageatama.org 前提条件 私自身
nlab.itmedia.co.jp こういうときに何を書けばいいのかわからない。 事件を総括したり、客観視するほど遠い関係でもなかった。 サシ飲みした相手が刺され、もう会えないなんて経験はなかった。 ただそれが何であってもこうして書くことがブロガーとして生きた彼の追悼に少しでもなればいいと思ってこれを書いている。 彼はウチのブログを読んでいてくれたので。 先日、hagex氏のイベントに行った記事を書いたが、その前にも会ったことがある。 そのことを書こう。 1 hagex氏から突然「会いませんか?」との連絡があった。 ちょうど行きたい某イベントがあったので氏を誘い、渋谷で待ち合わせた。 ツーブロックの髪を後ろで縛った氏は、スポンジボブというより髭男爵のひぐちくんを思わせた。 ちなみに自分もツーブロックだが髪を下ろしているのであまり気づかれない。 だがイベントは、予想以上の混雑。 おっさん二
(追加)6月29日に、日刊spaから事件の経緯を詳細にまとめた記事が出ていた。 低能先生はなぜHagex氏を刺殺した?報道とは違う“ネット民が見た経緯” | 日刊SPA! 色々な記事を読んだが、一番違和感のない間違っている部分の無い記事のように思う。 当記事も参考記事の一つに使ってもらえたのかはわからないが、こういう記事がでてきてくれるなら、 エントリを書いた甲斐があったという気持ちになった。ありがたい。 -「Hagexなんてブログで一回言及しただけだし、大して恨みを買うこともしてない。単に目立ってたから的にされたんだろ」という意見があまりに多い。 低能先生に近しい人でも、この思考に陥って腑に落ちてない人は結構いるんじゃないかな。 でも、関係者なら誰でも良かったテロではなく、明確に理由があって行動している。 はてなブックマークというツールが可視化しづらくて流れが分かりにくくなってるけど、
これは追悼文ではない。いま私は腹を立てている。岡本顕一郎氏が亡くなったと聞かされて腸が煮えくり返っている。混乱している。本当は悔しくて悔しくてどうしたらいいのか分からない。それでも「人気ブロガーが刺されて死亡」などの見出しを見ると、おかしな誤解が増えるのではないかと不安になる。「あれだけ無謀な活動をしていたのだから本望だろう」みたいな意見を見ると叫びたくなる。いま私は、私の知っている岡本顕一郎氏がどんな人だったのかを誰かに聞いてほしくて仕方ない。仕方ないから書いてる。これは追悼文じゃない。ただの八つ当たりだ。書き殴りだ。構成も何も考えてない。間違いなく読みづらいものになる。ぐちゃぐちゃになる。その点を先に謝っておきたい。 自分が故人とどれだけ仲良しだったのかをアピールするつもりはない。長い付き合いのある仲間だったと言うつもりもない。彼のことは何でも知っているとか少しも思わない。私は、ただ岡
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