改ざんや著作権侵害など、デジタルコンテンツでは避けて通れない課題を解決しようとする取り組みを行っているのが、米Adobeを中心に複数社が加盟するCAI(Content Authenticity Initiative)だ。Adobe以外に米Microsoft、英Arm、米NVIDIA、米Qualcommなどのテック企業に加え、AFP通信やAP通信、BBC、ロイターなどのメディアなども加盟している。 CAIが提供する来歴記録機能(コンテンツクレデンシャル)は、Photoshopなど対応ソフトで制作した作品に対しメタデータを付与し、誰がどういったツールを使って作成したかを第三者が確認できるようにするもの。編集・加工されたコンテンツであれば、誰がどういうツールを使って編集を加えたのか来歴を追うことができる。Adobe Stockなど来歴記録に対応したストックフォトサービスだと、素材に元のURLなど
![改ざんされても撮影者が分かる“追跡”機能をカメラに ニコンが「Z 9」ベースのテスト機を作った理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b400a4e6ae129d9ced6498dc912425e3e6e18484/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2212%2F16%2Fcover_news073.jpg)