書体を選ぶ モリサワ パスポートやFONTWORKS LETSなどの登場によって、デザイナーはかつてないほどの多書体を使える時代になりました。いろいろなフォントを選ぶのはとても楽しい作業ですが、どれを使っていいのか迷ってしまうことがあります。 声優によって台詞の印象が異なるように、書体には独特のトーンやリズムや思想が存在します。また、ウエイト(太さ)によって声の調子もさまざまに表現できます。どんな内容の台詞をしゃべるのか? しっとりとした調子なのか、とにかく大声で目立ちたいのか、きっと「ぴったりとくる」書体があるはずです。 書体分類には「ゴシック体」や「明朝体」などの分け方もありますが、ここでは便宜的に3つに分類してみましょう。*1 ・活字由来の伝統的書体 多くは活字字母を基本にしてデザインされ、長く使われてきた書体です。主に本文組版を想定してデザインされていますが、見出しに使っても上品な
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