【毒ギョーザ逮捕】「日本の皆さまにおわび」 山村に住む容疑者の父 - MSN産経ニュース「日本の皆さまにおわびしたい」。中国製ギョーザ中毒事件で中国公安当局に拘束されたギョーザ製造元「天洋食品」（河北省石家荘市）の元臨時従業員、呂月庭容疑者（３６）の父親（６６）は神妙な表情で謝罪の言葉を口にした。 父親は石家荘市の呂容疑者の実家で、共同通信などの取材に応じた。 実家は市中心部から車で約２時間の山村にある。山の斜面に立つ石とれんがで造った家にはテレビも電話もなく、暖を取るには薪を使う。トウモロコシを植えて生計を立てるが、１年間の収入はわずか数千元（数万〜十数万円）足らずだ。 父親によると、呂容疑者は中学を卒業後、調理の勉強を続け、１０年以上前から同社工場の食堂管理人として働き始めた。結婚後、子どもを抱え生活は厳しかったという。（共同）
