【スモレンスク(ロシア)AFP=時事】2010年4月10日、ポーランドのカチンスキ大統領(当時)らが乗った旅客機がロシア西部スモレンスク郊外で墜落してから1年、コモロフスキ現大統領のアンナ夫人が9日、遺族一行を連れ事故現場を訪れた。しかし、激しい雪の中で一行が目にしたのは、いつの間にかロシア側によって交換された碑文だった。 旧碑文には、スモレンスク郊外で第2次大戦中、ポーランド将校が旧ソ連秘密警察に大量虐殺された「カチンの森事件」について明記されていた。しかし、交換後の碑文からは抹消されている。 【関連記事】 【体験リポート】ふわり、空中散歩〜飛行船に乗ってみた 【特集】民間機ミュージアム〜B787ついに初飛行〜 特集・エールフランス機墜落 〔写真特集〕懐かしの旅客機〜DC-6、B727、バイカウント、フレンドシップ〜 〔写真特集〕米旅客機不時着事故