韓国で2020年12月に公開予定だった「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」がコロナ禍による延期を経て、1月27日に封切りされた。反日不買運動が続く韓国では「鬼滅の刃」について以前からいくつかの論争があったが、今回の公開を韓国ファンはどのように受け止めているのか? 【写真】炎上してきた”耳飾り”は変更された 今回の上映は最初の1週間に関しては、シネコンでの単館上映だった。 たとえ日本で爆発的なヒットを記録した作品であっても、「反日を掲げる国」であるうえに「コロナ禍で閑古鳥が鳴く映画館」という悪条件を前にすれば、関係者が公開に及び腰となるのは仕方ないことだろう。 権利関係者らが議論を重ねた結果、異例の単館上映と相成ったわけだが、公開初日の観客数は約6万6581人(シェア41・7%)で、ディズニー&ピクサー映画「ソウルフル・ワールド」を抜いて1位に。 他の映画が上映されていない中で、この数字をどう評