#1 <新神宮球場>開示文書で判明!打球の弾道シミュレーションに「1964年の王貞治のホームラン」を使用している“怪しい背景” から続く 野球場なのに照明塔とバックスクリーンがない? 前編では新神宮球場の設計にあたり、60年前の王貞治のホームランで弾道シミュレーションをしていたことや、新たに建設される高層ビルから生まれるビル風を考慮していない可能性について報じた。 これだけでも、そのデタラメぶりが気になるが、さらに驚くのは事業者が公開したパース図(建築物の完成予想を立体的に表現した図)だ。ここにはなんとプロ野球の興行に必要な照明塔とバックスクリーンが存在しないのだ。 言うまでもなく球場の広範囲を照らす照明塔はナイター(夜の試合)を行うプロ野球には必要不可欠。また、バックスクリーンも打者・捕手・球審が投球を視認しやすくするため、本塁反対方向の外野に単色の壁で設置することになっている。 はたし