noteでははじめまして、古宮と申します。今日はちょっと自分絡みの昔話を始めます! ざっと10年前の話だ! ご存知の方はご存知だと思いますが、先日「電撃の新文芸」というレーベル名が不思議なレーベルより、「Unnamed Memory」というB6の単行本を出しました。で、この画像だと分からないんですけど、宣伝用のあおりに「伝説的webノベル」って書いてるんですよ。「何だよ伝説って!」って思った方が多数だと思います。正直私も思いました。「まじか」って素で言いました。 で、この「伝説的」というはおそらく、古い作品が今になって書籍化していることを指し示していると思しいので、その辺りのお話、まだ「小説家になろう」に人が少なく、創作小説と言えば個人サイトが大勢だった時代と、このお話がどうして今、本になってるかについて、お話させてください。 「Unnamed Memory」が掲載されたのは、2008年、