なぜいま韓国へ進出? “売上好調”「アイリスオーヤマ」の戦略を現地取材 “日韓関係悪化”の中、進出の背景とは? 韓国で存在感増す「アイリスオーヤマ」“ネット通販”好調背景 韓国大手通販サイトに並ぶ「アイリスオーヤマ」の商品 この記事の画像(8枚) 韓国の大手通販サイトで「アイリスオーヤマ」と韓国語で入力すると、ずらっと出てくる家電の数々。Eコマース(電子商取引)市場が約11兆円を超える韓国で着々と存在感を増す、仙台市の生活用品大手「 アイリスオーヤマ」のオリジナル家電だ。 他の大手家電メーカーの早期退職者を採用して独自の製品開発を進めることで注目を集めており、これまでに「ハンズフリ―型の卓上ドライヤー」や「IH調理器としても使える分離型の炊飯器」などのアイデア家電を生み出してきた。18年12月期のグループ全体売上高は家電販売の好調などを背景に4750億円(前年比13%増)と過去最高を記録し