■ネット通販大手の楽天がアメリカにあるネット通販事業から撤退する。IT系ニュースサイトのテッククランチが確認したところによると、今後2ヶ月間をかけて米国のEコマース事業を閉鎖する。 米国市場からの撤退理由は明らかにされていない。 なおカリフォルニア州サンマテオ地区の本社では本部スタッフのレイオフを実施する予定で、90人程度が職を失うことになる。 一方、旧イーベイツ(Ebates)となるキャッシュバック・リワード事業は続行する。 楽天は2010年5月、子会社のラクテンUSA(Rakuten USA)を通じて2.5億ドル(約260億円)でネット通販サイトのバイ・コム(Buy.com)を買収し本格的にアメリカ市場に進出。 1997年に創業したバイ・コムは買収当時、米国を中心に1,400万人の顧客を抱えており、1,000社以上の企業が出品するマーケットプレイスも展開していた。 2013年1月にはバ