2023年2月26日のブックマーク (2件)

  • 【ロングセラーを読む】二・二六事件 青年将校のリアルな心情/『完本 私の昭和史』末松太平著

    「天誅(てんちゅう)!」。陸軍の青年将校らの叫び声とともに銃声が響き渡り、複数の政府要人がその凶弾に斃(たお)れた。今から87年前の、昭和11(1936)年2月26日早朝に起きた近代日史上最大のクーデター、二・二六事件である。皇道派の青年将校たちは国家改造を目指し約1400人の兵を率いて決起したが、天皇の厳罰方針により鎮圧され、首謀者たちは処刑された。 事件を巡る数多くの関連書籍の中でも、書は内容が濃密で、資料的価値も高いとされる。著者の末松太平(すえまつ・たへい、1905~93年)は元陸軍大尉。青森の歩兵第五連隊時代に事件に関与したとして軍法会議で起訴され、禁錮4年の判決を受け免官。昭和38年、書がみすず書房から出版されるや反響を呼び、作家の三島由紀夫も雑誌の書評に称賛の言葉を寄せている。 今年1月に刊行された完版は500ページ超の大部だが、事件当事者による臨場感あふれる文章によ

    【ロングセラーを読む】二・二六事件 青年将校のリアルな心情/『完本 私の昭和史』末松太平著
  • インパール作戦に従軍した祖父の詳細な手記が発見される「とんでもなく貴重な資料が発見された」「出版してほしい」

    田中智行 @t_tomoyuki77 帰省中。幼いころに亡くなった祖父がインパール作戦に従軍していたと聞いて、詳しい話を聞きたかったとずっと思っていたところ、「吾が一生 愛孫 智行君へ」と題された長大な手記が見つかったと教えられ、そのなかに詳細な戦争体験記があった。言葉にならない。 2023-02-24 10:17:25 リンク Wikipedia インパール作戦 インパール作戦(インパールさくせん、日側作戦名:ウ号作戦〈ウごうさくせん〉)とは、第二次世界大戦(大東亜戦争)のビルマ戦線において、1944年(昭和19年)3月に大日帝国陸軍により開始、7月初旬まで継続された、イギリス領インド帝国北東部の都市であるインパール攻略を目指した作戦のことである。作戦はイギリスの植民地インドを独立させて、イギリスの勢力を一掃するという政治的な目的に加えて、ビルマ防衛のための攻撃防御や援蔣ルートの遮断

    インパール作戦に従軍した祖父の詳細な手記が発見される「とんでもなく貴重な資料が発見された」「出版してほしい」