僕らが子どもの頃、三角ベースボールという遊びがあった。どんな遊びかというのは読んで字のごとしなのだが、なぜ三角という日本語とベースボールという英語が合体してるのか、これを書きはじめてからふと疑問に思った。トライアングルベースボールとした方が断然かっこいいし、三角野球の方が自然な感じなのにね。 言い出しっぺはきっとどこかにいるはずで、その呼び名の由来もひょっとしたらちゃんとあるのかもしれないが、とりあえず僕が調べた範囲では残念ながら答らしきものはとうとう見つけられずじまいだ。 その三角ベースボール(以下、三角ベース)は、狭い空き地があればできる簡易野球のことだ。むしろ狭い空き地だからこそできる野球、といいかえてもよい。ボールは原則軟式テニスで使用するようなゴムボール。バットはプラスチック製のバットか、もしくは素手、グーとかパーで打つ。グローブもなし。 三角ベースというくらいだから、ふつうの野
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