古墳に階段状の葺石 宮崎市の生目1号墳 [宮崎県] 2014年01月10日(最終更新 2014年01月10日 00時04分) 階段状に積み上げられた生目1号墳の葺石(宮崎市教委提供)写真を見る 宮崎市教育委員会は9日、国指定史跡生目(いきめ)古墳群の前方後円墳「生目1号墳」で、表面を覆う葺石(ふきいし)が階段状になった、全国でも珍しい形状で見つかったと発表した。市教委によると、少なくとも南九州では初めてという。 1号墳は古墳時代前期のものと考えられ、長さ約120メートル、高さ約12メートルで同古墳群では最大規模。100メートル級の前方後円墳として南九州で最古とされる。「階段状の葺石」は約20度の斜面に沿って約1メートル積み上がるごとに奥行き20センチほどの平らな部分があり、計16段が確認できた。通例は滑らかな石積み斜面だという。 市教委は「畿内から前方後円墳が伝来する中で詳しい工法まで伝わ
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