福岡県筑前町の安の里公園に1日、高さ約7メートルの巨大ゴリラが出現した。稲わらなどを使った「巨大わらかがし(かかし)」シリーズの第6弾。訪れた人たちは、わらの質感を生かしたリアルな表現と圧倒的な存在感に目を見張っていた。 町内の若手有志でつくる「筑前若者会」(金子毅会長)が中心となり制作。これまでに「シン・ゴジラ」や龍、旧日本軍の零式艦上戦闘機(零戦)などを展示し、稲刈り後の風物詩として人気を集めている。 今年は題材のアイデアを初めて公募。「力強さと優しさを兼ね備えた」(同会)ゴリラに決まった。鉄骨と角材、竹で作った骨組みに、編み込んだわらで肉付け。毛並みはもちろん、体のラインや表情など細部にまでこだわり、約2カ月かけて完成させた。使ったわらは3反分の量になるという。 展示は来年1月末までの予定。ゴリラの「ゴ」にちなみ「5」の付く日は午後5時~8時、ライトアップされる。金子会長は「コロナ禍
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