アップルは14日までに、12.9インチの大画面iPad、「iPad Pro」を発売します。画面サイズがひときわ大きいだけでなく、これまでは正式サポートしてこなかったペン入力をサポートし、初代iPadから5年ぶりに、純正のキーボードも用意しています。「Pro」の名を冠するだけに、今までの製品とはちょっと違った趣のものとも思えます。アップルも「クリエーター志向」を明確にしています。 では、実際にはどんな使い勝手になっているのでしょうか? ここではあえて、プロのクリエーターの目線での評価を見てみたいと思います。現在公開中の映画「図書館戦争―THE LAST MISSION―」を手がけた映画監督の佐藤信介さんに、発売前のiPad Proを数日間お預けし、実作業を想定した使い方をしていただいた上で、感想を聞きました。そこからは、パソコンではなく「iPadである」価値はどこなのか、映画監督という職業に