スラムとは都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど荒廃状態にある状況を指す。世界中のほとんどの大都市にスラムがある。 スラムに住むスラム人口は年々増加の一途をたどっている。国連ハビタットの2010年報告書によると、2000年からの10年間でスラム人口の絶対数は7億7670万人から8億2760万人に増加したそうだ。増加の内訳は、半分は既存スラムの人口増加、4分の1は地方から都市部への人口流入、4分の1は都市周辺の住宅が都市部の拡張にのみ込まれたことによるものだった。 これらの画像は世界12箇所の巨大なスラム地区の衛星写真。日本のあの地区も入っていた。