「図書館戦争」でヒロイン・笠原郁を演じる榮倉奈々と原作の書影[映画.com ニュース] 有川浩氏の人気小説「図書館戦争」(佐藤信介監督)が実写映画化されることになり、主人公の堂上篤を「V6」の岡田准一、ヒロインの笠原郁を榮倉奈々が演じることがわかった。外伝を含むシリーズ6巻累計の発行部数が280万部を突破した今作で、ふたりが初共演を果たす。 アニメ映画化もされた大人気小説が、原作ファンを納得させるキャスティングで実写化される。文芸誌「ダ・ヴィンチ」の読者アンケートで、キャスティング希望1位に選ばれた岡田と榮倉。有川氏によれば、企画段階のイメージキャストの時点で、ふたりの名前しか挙がっていなかったという。佐藤監督も「原作を読んでいても、顔が浮かぶほどイメージがぴったりだと思う」と太鼓判を押すほどだ。 映画の舞台となるのは、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた、20