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ネットワークアーキテクチャの階層化 先ほど少しだけ触れましたが、TCP/IPプロトコル群などのネットワークアーキテクチャは複数の階層で構成されています。そうすることの意味を理解するために、もし一つのプロトコルで通信を行う場合どうなるのかを想像してみます。 プロトコルが一つしかない場合の問題点 一つのプロトコルだけを定義すると一つだけ覚えておけばいいので、一見するとすばらしい解決策のように見えます。しかし、深く考えていくにつれて数多くの欠点が分かってきます。 まず第一に、ネットワーク機器が増えた場合どうするのでしょうか? 単一プロトコルで定義するということは、定義する際に検討した機器しか使えないことになってしまいます。そうしないと、前提が崩れることになりプロトコルが使用できなくなってしまいます。 第二に、プロトコルを変更した場合の影響が大きすぎます。単一プロトコルは初め使用する際に便利なので
いまや業務システムではネットワーク環境が当たり前になっており、開発者であってもネットワークプロトコルの知識を知らないでは済まされません。しかし、巷に出版されている専門書は、ネットワーク管理本やプロトコルを図解したもの、または非常に高度な前提知識を求められるものがほとんどです。そこで本連載では、プログラマが実際に手を動かして身に付けられるような形で、TCP/IPについて学んでいきます。 はじめに エンドユーザーの要求は複雑化の一途を辿り、それに伴って開発者にも多くの知識が求められるようになりました。その一例がネットワークプロトコルの知識です。 昔はネットワーク管理者が知っていればよい知識でしたが、いまや業務システムではネットワーク環境が当たり前なので、知らないでは済まされません。それに加え、業務システムには様々な問題がつきものです。ですからトラブルが起こった時、障害がどこで発生しているのか素
TCP/IPの通信と名前 TCP/IPはコンピュータのデータ通信を行なうために作られたプロトコルスイート(プロトコル体系)である。TCP/IPでは、通信に使用する回線やアプリケーションの種類が異なっても、共通の仕組みを利用できるようにするため、「アプリケーション層」「トランスポート層」「インターネット層」「ネットワークインターフェイス層」の4つの階層に分けて組み立てられている。 アプリケーション層は、いわゆるアプリケーションソフトウェアが動作する階層で、通信データの起点と終点となる階層である。このアプリケーション層において通信を行なう起点と終点は、文字の組み合わせである「名前」で識別される。しかし、名前のまま通信が行なわれるわけではなく、実際には各階層のプロトコルに応じて番号やアドレスといった数値情報に置き換えられ、その情報によって宛先を示すようになっている。 アプリケーション層の名前 た
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