私の知っている限りにおいて、「血液型が性格に与える影響は4分の1ぐらい、もしくは数%~10数%ぐらいだ」と言っている血液型の専門家は存在しません。おそらく、そんなことを言っているのは、「血液型の専門家」ではなく、「血液型と性格の関係を独自に研究している自称専門家」でしょう。少なくともその「専門家」の名前と論文ぐらいなければ、信用すべきではありません。 「血液型で100%性格が決まるなんて誰も言ってません」。そうでしょう。でも、性格に「4分の1ぐらい、もしくは数%~10数%ぐらい」の影響を与えると言っている、自称専門家はいるわけですよね。性格は環境と遺伝の両方に影響されます。また、ヒトの遺伝子は2万個以上あります。そのうちのたった一つのABO式血液型を決める遺伝子が、性格のようなきわめて複雑な形質に「4分の1ぐらい、もしくは数%~10数%ぐらい」もの影響を与えるというのは、途方もない主張です
混迷する教育現場で, 日々奮闘していらっしゃる 真面目な先生方への 応援の意味を込めて書いています。 教員免許更新制を廃止して,教員養成を大学院2年間を含め6年制に移行しようという教員の指導力向上政策について考えてみたい。 教員免許更新制の功罪は,正式には1年しかやっていないのであるから評価不能なはずである。それはさておき,教員養成6年制に関しては,現場感覚でいけば疑問を感じざるを得ない。現場で見ていると,短大卒業,大学卒業,大学院修士課程修了,大学院博士課程修了などさまざまな学歴の先生がいるが,学歴差によって,教員の資質や指導力に際立った違いがあるかというと,ほとんど差がないか,逆に,大学院修了の方がよろしくない場合さえある。 要するに,大学や大学院には,そもそも教員の資質を向上させる機能は乏しいのである。だからこそ,東京都をはじめとする教育委員会が,自前で教員養成にのりだしているのであ
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