ホームネットワーク技術に関する調査報告書IT戦略会議によるe-Japan重点計画に基づき、幹線／アクセスネットワークのブロードバンド化は、進展しており、加入者宅の入り口までは情報化が進められている。しかし、宅内のネットワークに関しては、議論が最近はじまってきたところである。 そこで、本委員会は、ホームネットワークを実現するための技術を中心に検討することを目的に、本年度設立された。 本年度は、初年度にあたることから、ホームネットワーク実現にあたり必要となる 国内の住宅事情 宅内配線の状況 ホームネットワークの定義と基本モデリング 候補となる通信プロトコル技術 を中心に調査・検討を実施したので報告する。 ■ 日本の住宅事情 平成10年度の総務庁「住宅統計調査」によれば、居住世帯のある住宅総数は、4389戸であり、その内、三大都市圏（京浜葉、中京、京阪神）全体で、2240万戸、その他が2150万戸である。 また、一戸建ては2
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