WBCでイスラエルが驚異の快進撃。昨年の予選を勝ち抜いて本戦初出場を果たし、1次リーグでは3戦全勝。まさか、日本での2次ラウンドに1位通過で来るとは思わなかった。 その躍進の原動力は何と言ってもユダヤ系選手たち。中東では野球はマイナースポーツで、国内の競技人口は約5000人と少ないが、今回のメンバー28人中、実に27人がユダヤ系米国人だ。メジャー経験もある実力者揃いなのだ。 大リーグでは昔から、多くのユダヤ系選手が活躍してきた。最も有名なのはサンディ・コーファックスだ。ニューヨークのユダヤ人街に生まれ、将来は建築家を目指した。ところが野球の試合に駆り出されたときスカウトの目に留まった。 1960年代にドジャースのエースとなり、完全試合を含めノーヒッター4回、年間382奪三振など数々の記録を樹立。持病の関節炎で投手寿命は短かったが、史上最年少の36歳で殿堂入り。歴代最高の左腕投手とたたえられ
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