世界の人口約69億人の3分の1以上にあたる25億人が、今もなおトイレが使えない状態にある。国連は毎年11月19日を「世界トイレの日(Happy World Toilet Day)」と定め、この問題を世界に知らせようとしている。 インドやアフリカ大陸の南部においてトイレ問題は特に深刻で、ユニセフによると衛生状態が原因で、毎日1000名以上の子供がコレラや下痢などで亡くなっているという。 この問題への対処に乗り出したイスラエルのスタートアップ企業が「HomeBioGas」だ。同社は世界トイレの日にあわせ、組み立て式トイレと排泄物からメタンガスを取り出すマシンをセットにした、トイレユニット「バイオトイレット・バンドル(Bio-Toilet Bundle)」を発表した。 このユニットにはメタンガスを燃料とする特製のコンロが付属しており、家庭での調理に利用できる。HomeBioGasがユーチューブで
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