独ベルリンでアンゲラ・メルケル独首相(フレーム外)と共同記者会見に臨むイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2018年6月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / Tobias SCHWARZ 【6月5日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は4日、独ベルリンでアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と会談し、中東情勢へのイランの介入は欧州への新たな大量難民流入の引き金となりかねないと警告した。 イスラエルと欧州はイラン核合意をめぐって異なる立場を取っている。独仏英を訪問する3日間の欧州歴訪初日の4日、ネタニヤフ首相は核合意によってウラン濃縮活動の停止と引き換えに経済制裁を解除されたイランはシリアやイエメンで軍事的存在感を強めるために資金を振り向けられるようになっていると主張した。 会談後にメルケル首相との共同記者会見に臨んだ