米国食品医薬品局(FDA)は長年にわたる研究結果や外部団体からの呼びかけを受けて、合成麻薬「エクスタシー(MDMA)」の取り扱いに関し、一歩進んだ決断を下した。 大麻やLSD、エクスタシーを医療に役立てることを目指す非営利団体「Multidisciplinary Association for Psychedelic Studies(MAPS)」は先週、エクスタシーを用いた“ブレークスルー・セラピー”の実施に関しFDAの承認を受けたとアナウンスした。MAPSは今後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)治療にエクスタシーを活用する実験を重ねていく。 ハイになるためのドラッグとして知られるエクスタシーは、ここ数年の臨床試験結果からPTSDの人々の不安感を軽減する効果を持つことが分かり、FDAがこれを認めた形だ。非営利団体のMAPSは約30年にわたりエクスタシーの研究を続けていた。 MAPSのエグ
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