オリンパスは25日、オリンパスの米国預託証券(ADR)の購入者が、オリンパスとマイケル・ウッドフォード元社長、菊川剛前会長兼社長、高山修一社長に対する集団訴訟をペンシルベニア州東部地区連邦裁判所に起こしたと発表した。 個人の原告1人が、2006年11月7日から11年11月7日までの5年間にADRを購入した全員を代表して提起している。オリンパスが過去の損失隠しを発表したことで、8日のADRの終値は9・05ドルと、前日の13・72ドルから急落。10日までに6ドルを下回る水準まで下落し、損害を被ったと主張している。請求額の総額は明らかになっていないという。