ユニクロが生産拡大に力を注ぐ、繊維大国バングラデシュ。だがこの大国は既にグローバルメーカーが先鞭をつけていた。日本企業は、中国に次ぐ生産拠点を見つけられないでいる。 今、世界のアパレルメーカー各社が中国に次ぐ、第2の生産地として熱い視線を注いでいるのが、バングラデシュだ。日本ではあまり知られていないが、バングラはもともと繊維大国。輸出総額の約8割は衣料品によるものだ。既に「ZARA」や「H&M」といったグローバルアパレルが生産の拠点に置いている。 国内では「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングもバングラに触手を伸ばした。2008年に現地事務所を開設し、2009年には現地の繊維会社などと合弁会社を設立した。外部工場への委託生産も始めている。現在、中国以外での生産比率は15%程度だが、2012年には2倍の30%超にする。 ミラノやドイツの工場を再現 バングラの魅力。それは高い技術と安い労
(「『押し付け』ではコミュニティは生まれない」から読む) (「地域住民の日常に寄り添うから存在意義がある」から読む) これまで2回にわたって、「カフェ」について入川秀人さんにお話をうかがってきました。 カフェと言うと、コーヒーを飲んだりケーキを食べたりするだけの、飲食店の1つのジャンルに過ぎないと一般的には思われがちです。しかし、入川さんが実際に手掛けた事例を見ていくと、カフェとは、飲食の場という存在をはるかに越えて、人々の生活に密着していることが分かります。さらには、ビジネスとして興味深い可能性を持っていることも見えてきました。 今回はそれを踏まえて、カフェが「社会」や「時代」とも密接に結び付いているということについて、考えていきます。 * * * * * * * * * * * 子安 大輔(以下、子安) 「カフェ」というのは飲食店でありながら、他
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