気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 居住するマンションの大規模修繕委員会(メンバーは1名、つまりひとり委員会)になった私(Y)。知識もノウハウもまったくない私は、弊社の建築雑誌「日経アーキテクチュア」の名物編集委員、マンションの鬼とも呼ばれる村田真氏を頼った。ところが、村田氏曰く… マンションの大規模修繕には、業者側と住民(管理組合)側との間に、圧倒的な情報の非対称性がある。それを補うのが、施工業者と組合の間に入るコンサルタントだが、組合側にコンサルの力量や仕事を監査する能力がないため、施工業者と癒着するコンサルも多いのが実情。救いのない話を聞かされて、うめく私。 「うーん…情報の非対称性を補うためにコンサルと組むのに、下手すると、まさしく安物買いの銭失いって