「はい、お待ち!」 ネギを自分の裁量で投入し、七味をかける。箸を割ってフーフーフー。一口含むと思わずため息と合わせて白い息がこぼれ出る。意外とあっさりの味噌仕立て。具がたっぷりで深く染み込んだ味わい。モツ特有の臭みが少なく、誰でも口にできる味を実現しているのは、手間暇かけている証しだろう。 その味は、Jリーグスタジアムグルメで3年連続ベストイレブンに入り、殿堂入り。 「サントリーモルツメニューコンテスト」というカシマスタジアム内のグルメコンテストで優勝したこともあるほど。ビジターのサポーター専用エリアでは購入できないため、わざわざバックスタンドやメインスタンドのチケットを買うアウェイサポーターもいるという。 「しょくにくのもつに」といえば、“アントラーズサポーターなら誰もが知る一品”と言っても過言ではないだろう。カシマスタジアムのモツ煮の中で最も人気を博している鹿島食肉事業協同組合の「モツ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く