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ブックマーク / number.bunshun.jp (12)

  • 東大現役合格→原子力エンジニアの父が語る糸谷哲郎八段 「1、2歳で“頭の出来が違う”と」【父子の母校秘話も】(沢田啓明)

    糸谷哲郎八段が棋王戦(渡辺明棋王)に初挑戦する。圧倒的な早指しで竜王を獲得するなど将棋ファンに強烈なインパクトを残すとともに、将棋界では初となる“プロ入り後、国立大に進学した棋士”となり、大学院にも在籍した異色の棋士だが、その父・康宏氏に愛息のこれまでの歩みや教育法を、中・高校時代の同級生だった筆者と語らい合ってもらった(全3回の1回/第2回、第3回はこちら) 広島市の中心部と日三景の一つ宮島の中間あたりの小高い丘に、広島学院というカトリック系の中高一貫教育の私立男子校がある。一学年が180人程度で、生徒のほぼ全員が大学へ進学する。 2月6日に始まる棋王戦五番勝負で渡辺明三冠(36)に挑む糸谷哲郎八段(32)は、この学校の出身だ。 1998年、小学校4年で日将棋連盟関西奨励会(大阪)に入って以後は毎月2日、新幹線で通って将棋の修行をした。その一方で、受験勉強をして競争率数倍の広島学院中

    東大現役合格→原子力エンジニアの父が語る糸谷哲郎八段 「1、2歳で“頭の出来が違う”と」【父子の母校秘話も】(沢田啓明)
    rsk_idr
    rsk_idr 2021/02/08
    「東大大学院を出た原子力エンジニアの君が、赤ん坊に「この子には負ける」って思ったの?」。本当「兄たちは馬鹿だったから東大に行った」という世界なんだ
  • 甲子園の応援がコンサートになった!?「ブラバン!甲子園ライブ」誕生秘話。(梅津有希子)

    6月22日(土)の南北海道と沖縄を皮切りに、全国高校野球選手権大会の49代表を決める地方大会が幕を開けた。昨年100回を迎えた夏の甲子園。101回目となる今年も熱くなることは必至だが、年々注目が高まっているのが“音楽の力”で選手を後押しする、吹奏楽部の応援だ。 吹奏楽部出身の筆者は、スタンドの応援を観に各地の球場へ足を運んでいるが、趣味がこうじて各校吹奏楽部や顧問に取材を重ね、応援に関するうんちくやあるあるネタ、応援曲の由来などを解説した『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)というを出すまでにのめり込んでいる。 2年前からは「ブラバン!甲子園ライブ」(主催/キョードー東京)というコンサートにも携わるようになり、3回目となる今回は、6月16日(日)、紅白歌合戦の会場としてもおなじみのNHKホールで開催。3600席のチケットは発売即ソールドアウトで、大盛況のうちに終了

    甲子園の応援がコンサートになった!?「ブラバン!甲子園ライブ」誕生秘話。(梅津有希子)
    rsk_idr
    rsk_idr 2019/06/24
    へー、こんなイベントあるのね。
  • 超進学校・日比谷の文武両道とは。自らも部活顧問を続ける校長の理想。(生島淳)

    東京都立日比谷高校といえば、進学実績で「超」のつく名門校だ。 2019年春の入試でも、東大に47人が合格。卒業生には文学では塩野七生、建築家の伊東豊雄、ノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進など、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。 ところが、卒業生から思わぬ情報がもたらされた。 「日比谷高校の武内彰校長、バドミントン部の顧問なんですよ」 え? 嘘でしょ。 まさかまさか、日比谷の校長先生が自ら顧問をやってるだなんて。だったら、自分で確かめてみるしかない。 「校長先生が部活の顧問って、当ですか?」 そう取材申請したところ、快諾をいただいた。 校長室の一角に部活着が掛かっている。 赤坂見附から、通称“遅刻坂”と呼ばれる新坂を上ると日比谷高校の校舎がある。 「ようこそ」と出迎えてくれた武内校長は、58歳。2012年に日比谷高校に赴任してから8年目を迎える。最初に「部活の顧問を務めているのは当ですか?

    超進学校・日比谷の文武両道とは。自らも部活顧問を続ける校長の理想。(生島淳)
  • 2000円でプロOBに習う最高の講習会。「昔教わったことは間違いでした」(安倍昌彦)

    野球がオフの間の「冬」の時期は、私にとっては勉強の時期でもある。 いいかっこをしているようで気恥ずかしいが、冬の間に探して勉強の場を求め、講演会や野球教室、講習会のたぐいに足を運んで話を聞き、一言一句漏らさぬようにメモに書き取り、なるほど、そういうことか……と頭の中を整理し、誤解を修正し、新たな知識を仕入れる。そういうことが好きである。 こういう仕事をしていると、わかっているつもりだったことがあいまいな理解だったり、実はわかっていなかったり、そういうことにシーズン中に時々気づくのだが、野球が続いている時はどうしてもそっちを追いかけるのが先になって、“疑問”の解消が後回しになってしまう。 シーズン中に溜まりに溜まったそういう“モヤモヤ”をクリーニングするのに持ってこいなのが、オフの勉強の機会なのだ。 正式な講習会なので、名称をきちんと記しておこう。 「ベースボール・コーチング・セミナー  全

    2000円でプロOBに習う最高の講習会。「昔教わったことは間違いでした」(安倍昌彦)
    rsk_idr
    rsk_idr 2019/02/12
  • オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)

    大迫勇也のような上手くて強い選手を。日サッカーにとって今後のポイントだが、齋田良知ドクターは欧州の地で見識を得ようとしている。 ワールドカップのベルギー戦で大魚を逸したサッカー日本代表に、いったい何が足りなかったのか。「予防医学」が足りなかった。そう言われてもピンとこないだろう。「怪我の予防に活用できるデータの蓄積」が欠けていた。これでもまだ疑問符しか出てこないはずだ。 では「育成年代の指導者の目先の結果に囚われない勇気」が不十分だったと言えば、どうか。あるいは「怪我を押して試合に出場し、未来を絶たれた若い才能」と言えば? まったく別の言い方もできる。日でも怪我の発生や身体特性に関するデータの蓄積が進み、ヨーロッパのサッカー大国と同じように予防医学が広く行き渡れば、そして怪我をした育成年代の才能がスポーツドクターの勧めで痛み止めを飲むのを止めるようになれば、ワールドカップの制覇も夢では

    オシムの言葉で渡欧した日本人医師。最先端のスポーツ医学に触れた衝撃。(手嶋真彦)
  • 鹿島名物「食肉のモツ煮」物語。連覇の瞬間は極上の1杯とともに。(池田博一)

    「はい、お待ち!」 ネギを自分の裁量で投入し、七味をかける。箸を割ってフーフーフー。一口含むと思わずため息と合わせて白い息がこぼれ出る。意外とあっさりの味噌仕立て。具がたっぷりで深く染み込んだ味わい。モツ特有の臭みが少なく、誰でも口にできる味を実現しているのは、手間暇かけている証しだろう。 その味は、Jリーグスタジアムグルメで3年連続ベストイレブンに入り、殿堂入り。 「サントリーモルツメニューコンテスト」というカシマスタジアム内のグルメコンテストで優勝したこともあるほど。ビジターのサポーター専用エリアでは購入できないため、わざわざバックスタンドやメインスタンドのチケットを買うアウェイサポーターもいるという。 「しょくにくのもつに」といえば、“アントラーズサポーターなら誰もが知る一品”と言っても過言ではないだろう。カシマスタジアムのモツ煮の中で最も人気を博している鹿島肉事業協同組合の「モツ

    鹿島名物「食肉のモツ煮」物語。連覇の瞬間は極上の1杯とともに。(池田博一)
  • “巨人史上最強助っ人”の素顔。ウォーレン・クロマティを読む。(中溝康隆)

    プロ野球の外国人選手が好きだ。 好きを通り越して、尊敬している。だって彼らは異国の地で文化も違えば言葉も通じない環境で仕事をするわけだから。 ニッポンで己の腕一で生き抜く男たち。蕎麦とお好み焼きとダウンタウンの番組が大好きで、日語以外はほとんど喋れない自分には到底できそうもない。素直に「すげーな」と思ってしまう。 当然、そのパセティックでロマンチックな野球人生は一冊のになりやすい。ぶらり大型書店へ行くと野球の棚には「助っ人」ジャンルがあるくらいだ。 そのほとんどが「高給に魅かれ1年だけプレーするつもりで来日」「初めての春季キャンプで日野球の練習量に絶望」「外国人選手同士で語り合う六木の夜」「ベースボールと野球の違い」「日野球への適応術」「私の愛するニッポン」的な内容で、しっかり起承転結になっているし読み物として非常に面白い。 '80年代の日にいて、彼の名前を知らない人はい

    “巨人史上最強助っ人”の素顔。ウォーレン・クロマティを読む。(中溝康隆)
  • 補欠なし、卑屈なし、フレンドリー。米と日本、スポーツ育成の違いは?(林壮一)

    「何やってんだ馬鹿野郎!」 「それが普段やっていることなのか?」 ダグアウトから罵声が響く。マウンドに立つ小学6年生の男児は、何度も帽子を被り直しながら、ベンチに視線を送る。1回の表で0-4。萎縮してしまったピッチャーは、全ての失点を押し出しで与えていた。 この日、東京都港区青山霊園脇のグラウンドでは、リトルリーグの練習試合が行われていた。何名かプロ野球選手の息子が在籍したことのある“名門”に、下町チームが胸を借りる形で始まったゲームだ。下町のエースは、相手の名前にすっかり怖気付いていた。そればかりか、指導者の顔色を窺い、おどおどしながら投球していた。 名門の誉れ高いチームのコーチも、やはり試合中に選手を口汚く罵るシーンが見られた。試合を観戦に来ていた保護者にそれとなく訊ねると、両チーム共に、監督は甲子園出場者であるとのことだ。 下町チームの父親は言った。 「甲子園に出たほどの方ですから、

    補欠なし、卑屈なし、フレンドリー。米と日本、スポーツ育成の違いは?(林壮一)
  • 錦織圭の強さは体力測定に出ない!子供の才能は、どこを見ればいい?(山口奈緒美)

    観客が「絶対無理!」と感じるボールを返してしまうのが錦織の凄さ。驚異の運動能力は、子供時代からの努力の賜物である。 アカプルコ大会で錦織圭は2回戦敗退に終わった。 超スローサーフェスの上でミスを連発し、過去5勝3敗で最近は4連勝中だった相手、サム・クエリーにまさかの敗戦だった。サーフェスに関しては一言で「遅い」と言ってもいろいろあって、そのコートではバウンド時にボールが勢いを失って、極端に言うと“真上に弾むような感じ”だったという。 クエリーのショットは直線的で、バウンドしてから伸びてくる。対戦経験の多い錦織はクエリーのテニスをよく知っているからこそ、予測通りにボールが「来ない」感覚に苦しんだのではないか。 と、まるで近くで見たかのように書いてしまったが、先週はアカプルコでなく京都でチャレンジャー大会を取材していた。この話は、錦織対クエリー戦をBS朝日で解説していたという元デビスカップ代表

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  • Jリーグが進歩するために学ぶべき、世界最高のコンディショニング理論。~【第1回】 バルサも採用するPTP~(木崎伸也)

    ヒディンクの右腕として、2002年韓国代表の肉体改造に取り組んだレイモンド・フェルハイエン。今回、サッカーを通じたオランダと日の国際交流に努める『J-Dream』主催で行なわれたセミナーの講師として来日。来年も今回同様のイントロダクションセミナーと、今回の参加者を対象としたアドバンスセミナーを開催予定だという 世界最先端の欧州サッカー界とJリーグを比較しながら考察を重ねてきた連載『Jリーグ観察記』。今回はお正月特別企画として、3日連続の短期集中連載で世界最先端のコンディショニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」を紹介することとしました。 課題はたったひとつです。 「どうすれば90分間を通してハイテンポなプレーができるのか?」 いつもの切り口とはちょっと違う、戦術やテクニックに先立つ「フィジカル」そのものに注目した特別解説です。このコラムを読めば……もしかするとサッカーの見方が変わるか

    Jリーグが進歩するために学ぶべき、世界最高のコンディショニング理論。~【第1回】 バルサも採用するPTP~(木崎伸也)
  • <ハードラーの「自転車」論> 為末大 「走ると漕ぐは似てます」(柳橋閑)

    サンディエゴは全米でも一、二を争うほど自転車が盛んな街です。海岸沿いにはずっとサイクリング専用ロードが100kmぐらい続いていて、たくさんのサイクリストたちが走っています。脚の痛みで満足な練習ができないこともあって、じゃあ自転車を試してみようと思ったんです。 最初のうちは、坂道を1分間全力で登って、2分間休んでまた登るというインターバルトレーニングが中心でした。でも、最近は自転車に乗ること自体が楽しくなってきて、だいたい週に1回、サイクリングロードを5~6時間走ってます。そのときも1分ダッシュして2分流すというサイクルで走っているので、奇妙なやつだと思われてるでしょうけど(笑)。それにしても、この道はずっと海が見渡せて気持ちがいいんです。雨もほとんど降らないし、自転車乗りにとってサンディエゴは最高の土地だと思いますよ。 自転車のおかげで負荷の強いランニングの練習もできるように。 練習の効果

  • 日本企業が支えない未来のF1王者。可夢偉の価値は不当に低すぎる!!(尾張正博)

    昨シーズンの最終戦アブダビGPでの可夢偉のマシン。白いボディーにはスポンサーのロゴがほとんど無く……痛々しい 『Sports Pro』というイギリスの雑誌がある。スポーツと経済をテーマにした真面目で権威ある月刊誌なのだが、昨年発売されたある号で「The 50 most marketable athletes」という特集記事が組まれていた。 直訳すれば、「市場価値の高いスポーツ選手上位50位」とでも言うべきか。 スポーツのジャンルはF1やモータースポーツだけでなく、サッカーやテニスにゴルフとすべてが対象になっていた。その現役選手トップ50位の中に、日人選手が3人選出されていた。 一人はプロゴルファーの石川遼で27位。もう一人は大リーガーのイチローで29位。そして、3人目がF1ドライバーの小林可夢偉の50位だった。 ランキングには、クリスチアーノ・ロナウドやリオネル・メッシ(ともにサッカー

    日本企業が支えない未来のF1王者。可夢偉の価値は不当に低すぎる!!(尾張正博)
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