若者の街・渋谷。 飲食店が軒並み続く道玄坂を登り切ろうとした場所に、『森の図書室』がある。 2014年6月にOPEN。 従来の図書館との大きな違いは、深夜12時まで営業していること。 そして、アルコール/ノンアルコールドリンクを飲みながら過ごせること。 1人でしっぽりと読書ができる、まさしく大人のために開かれた図書館である。 とはいえ、「耳にしたことがあるけど、まだ行ったことがない」という人も多いはず。 今回は、実際に訪れた感想も交えつつ、『森の図書室』の魅力をご紹介しよう。 始まりは、クラウドファンディング。 本が読めて、借りられる。 お酒が飲める。音楽が楽しめる。 むかし遊びに行った、友達のように気軽な空間。 それが、『森の図書室』のコンセプトである。 始まりは、オーナーの森俊介さんが中学校の頃から抱いていた「いつか、自分の図書館をつくる」という夢。 時を経た今でもその想いは褪せること