あなたが最後に日本茶を飲んだのはいつだろう? 1日に1杯のコーヒーは欠かせない、という人は多いと思うが、1日1杯の煎茶が日課、なんて人は少ないだろう。 そもそも、煎茶が日本茶だということを知らなかった……、そんな人もなかにはいるのでは? あまりにも身近な存在すぎて、ついつい蔑ろにされがちな日本茶。 しかし、その歴史はとても古く、製造方法へのこだわり、種類の豊富さ、栄養価の驚くべき高さなど、一言では語れないほどの魅力を持っている。 今回は、そんな『日本茶』を改めて見直してみよう。 日本茶はどこから来たのか? 現在、日本茶(緑茶)が最も多く生産されているのはどこか? 関西方面出身の人は「京都!」と答えたくなるが、残念ながら間違い。 正解は「静岡県」である。 生産量の約4割を占める一大産地である静岡県。 県全域でお茶の生産が行われている。 それに次いで、2位が鹿児島県、3位が三重県。 ちなみに、