コロンビアは4年前、日本がブラジルW杯グループリーグの3戦目に対戦した相手だ。1998年フランス大会から前回大会まで5大会連続で本大会に駒を進めている日本だが、その間、2度対戦しているのはクロアチア(1998年と2006年)のみ。今回で2度目となるコロンビアは、それ以来の再戦国となる。 日本にとっては前回の最終戦と今回の初戦。4年を挟んだ"連戦"だ。W杯の90年近い歴史上でも、これは珍事と言っていいだろう。 コロンビアの監督は4年前と同様、ホセ・ペケルマン。戦い方に大きな変化はないだろう。前回と同じパターンで敗れれば、日本は学習能力の低い愚かな国ということになる。コロンビア戦の敗戦はこの4年間、日本のモチベーションとして機能してきたのか。日本はキチンと悔しがり続けることができたのか。 まずは前回、4年前の戦いを振り返ってみたい。 ブラジルW杯コロンビア戦でハメス・ロドリゲスにボールを奪われ