今年のニューイヤー駅伝を激走する佐藤悠基は日清食品に残留したが12選手が退部を勧告され「駅伝撤退」が決まる(写真:森田直樹/アフロスポーツ) 日本陸上界にとって衝撃的なニュースが飛び込んできた。ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)で優勝2回の実績を持つ日清食品グループが「駅伝撤退」を発表したのだ。9月に行われる東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ佐藤悠基と村澤明伸を除く12選手に退部を勧告。今春入社予定だった大学生2選手は内定取り消しとなり、新たな受け入れ先を探すという。 知り合いの選手にメールしたところ、「自分に合った移籍先を探したいと思います」という連絡がきたが、退部勧告を受けた選手たちは相当ショックだったことだろう。 日清食品グループ陸上競技部は1995年に創部、マラソンでは1996年アトランタ五輪の実井謙二郎、2004年アテネ五輪の諏訪利成らを輩出。ニューイヤー駅
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