人気VOCALOID楽曲を元にした小説「カゲロウデイズ -in a daze-」と続編「カゲロウデイズII -a headphone actor-」の累計発行部数が50万部を突破することが分かった。“ボカロ小説”への注目度が、一層高まりそうだ。 音声合成技術「VOCALOID」を使ったソフトウェア「初音ミク」の誕生から5年――。“ボカロ”の略称で親しまれるVOCALOIDの関連コンテンツは、音楽の世界だけでなくゲームや漫画、さらにはコンビニまで、さまざまな広がりを見せている。そして今、小説の世界でもボカロの存在感が徐々に高まっている。 人気ボカロ楽曲から生まれた小説「カゲロウデイズ」シリーズの累計発行部数が、50万部を突破することがこのほど分かった。同シリーズは、クリエイターの“じん(自然の敵P)”氏が発表したボカロ楽曲の世界観を元に作られたもので、じん氏自らが執筆を手がけている。5月30