(CNN) 台湾の高速鉄道(新幹線)で現地時間の12日午前9時過ぎ、走行中の列車内で起爆装置が作動中の爆発物が見つかり、途中の新竹市駅に緊急停車し、乗客600人を退避させる事件があった。 地元警察によると、ガソリン5リットルとタイマーを用いた爆発物はトイレにあったかばん2個内に仕掛けられていた。カバンからは白煙が上がり、近くの乗客はガスの臭いに気付いていた。 爆発物が発見されなければ、さく裂していた恐れがあるとしている。爆発すれば車両1両が破壊されていた可能性があると指摘した。 爆発物を見つけた人物の身元や容疑者の有無などは伝えられていない。 台湾高速鉄道の車両1両の乗客定員は約60人。 列車は高雄から台北へ向かっていた。