独裁的な長期政権が崩壊し民政への移管が進められてきたアフリカのスーダンで、首相や閣僚が拘束され、軍が全土に非常事態宣言を出したと発表しました。 民主化勢力は軍によるクーデターだと非難し、市民に抗議デモを呼びかけていますが、軍がデモ隊に向けて発砲しけが人が出ているという情報もあり、緊迫した状況が続いています。 スーダンではおととし、市民のデモをきっかけに、30年にわたった独裁的なバシール政権が崩壊し、民政への移管が進められてきましたが、今月、軍と民主化勢力の双方の支持者が大規模なデモを行うなど、緊張が高まっていました。 こうした中、現地の複数のメディアは25日、首都のハルツームでハムドク首相や複数の閣僚が武装した部隊によって拘束されたと伝えました。 その後、軍トップのブルハン氏が国営放送で声明を読み上げ「政治や経済、社会の危機を救うため軍は必要な措置をとった」として、内閣を解散させ全土に非常
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