CGを“触って”感触を指先で味わえる――9月24日に千葉・幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2009」で、慶応義塾大学大学院 舘研究室と東京大学大学院 川上研究室が、「触力覚ディスプレイ」を展示していた。指に巻いて使うタイプのものとペン型のものがあり、ゲームの新しいユーザーインタフェースとして開発しているという。 指に巻くタイプの「GravityGrabber」は、一言で言えば指に装着するフォースフィードバック対応コントローラだ。 装着すると、ディスプレイに映っている立体を指でつかんで運んだり、現実の空の箱を持って振ったり傾けたりすると、CGの箱の中身を揺すったりこぼしたりできる。デバイスの位置を赤外線センサーで、傾きを加速度センサーで検知するなどして計算している。
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