大雑把に言うと、赤の補色は緑になり、青の補色は橙になります。 ■ 補色の応用 補色は色相差が最も大きいので、お互いの色を目立たせる効果があります。赤-緑,青-橙色などの補色配色は非常に目立ちます。 補色配色の看板はかなりあります。例えばセブンイレブンの看板は、赤-緑の配色になっています。理由は二つあると考えられます。一つは目立たせるため、もう一つは客の食欲を増進させるためです。 赤と緑(+オレンジ、黄)は食べ物の色に頻繁に登場する色です。逆に紫や青は食べ物の色としては馴染がうすいので、食品を扱う業界において、これらの色をメインに使用するのは非常に危険です。なぜなら食欲を減退させるからです。ただし鮮やかな青や水色は爽やかなイメージがあるので、アイスやカキ氷、スポーツドリンクには効果的な色です。 親しみのある色を用いることによって、「気軽にモノを買える」といった手ごろ感を客に持たせるのです。し